お客様の生産現場はメーカーの標準仕様の機器を採用しても本当の目的が達成されないことがあります。
前段、後段を考えると製品の機能は最高でも使いにくかったり、操作間違いを起こすなどの問題が生まれることもあります。
私たちシステムエンジニアは「省スペース化」「省人化」「ヒューマンエラー撲滅」「ラインエンジニアリング」の4つのテーマを掲げ、それぞれのメーカーの機能を生かし、目的を達するために機器の一体化をおこなったり、システム化を行っています。
機器、装置の一体化、特に標準品にはない複合製品を導入することで、限りのあるスペースでも設備導入を可能にします。
また、搬送・選別を製品にあわせて設計・製作することでスペースの有効活用を実現します。
印字・印字検査・テープ検査の複合検査装置
特殊ガイド一体型選別機
人手不足の対策にまず挙がるのが、「自動化」「半自動化」です。しかし、自動化する前に、工程内にムダ・ムラがないかを検証する必要があります。
そのうえでロボットなどの自動化機器の導入を検討することで、実質的な作業の省力化、さらには歩留まり向上、コスト削減につながっていきます。
ロボットの導入
計量機能付きフィーダー
お客様の現場にて発生する人的ミス(ヒューマンエラー)を分析し、これを防止するための工夫・対策を施した製品をご提案します。
また、半自動・全自動化による人的ミスの防止に加え・作業効率の向上を行います。
振分集積装置
計数振分装置
様々な機械を組み合わせたラインでは、一流メーカの機器を導入しても、性能の最適化は図ることはできません。
前後装置の性能、人や資材の動線・量、操作性を考慮してラインを構築する必要があります。これらを考慮し既設機器への機能の付加など、経験に裏付けされた工夫と配慮をもって最適化を行います。
ライン設計
機械への機能付加
制御パネルによる操作性の向上