食品、医薬品、化粧品などの製造については、品質とともに安全への対策が厳しく問われています。
世界的な基準としてHACCP (ハサップ = 危害分析・重要管理点)が用いられており、その中でも異物検査工程は重要項目となっております。
このような時代の流れを踏まえ、私たちは原料工程設備をソリューション提供するうえで第一に位置づけ、各分野のトップメーカーと連携しながら、ライン設計や機器のカスタマイズなど、独自のエンジニアリングで皆さまの安全・衛生面をサポートしてまいります。
異物検査には金属検出機、エックス線検査機が広く使用されています。
金属検出機は磁界の中を金属が通ると、磁界を乱す原理を利用することで、金属を検出します。
一方、X線検査機は病院で使用されているレントゲン撮影と同じく、製品をエックス線撮影することで、製品を透かした画像(透過画像)を撮影し製品内部の様子を確認することで異物が混入しているかを検査します。
X線検査機では薄い異物など透過画像に映らないものは検出できず、金属検出機では石や骨などの金属ではない異物は検出できないなど、それぞれの機械で得意・不得意があるので、最適な検査機を選択する必要があります。
名三工業では導入前のサンプルを使ったテストから設定支援まで、総合的にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
製品へ混入した金属を専門に見つけるのが金属検出機。
最新のHACCP運用をサポートする金属検出機、豊富なラインナップを 取り揃えております。
金属検出機の設定は難しいと思われがちですが、弊社で取り扱いの金属検出機は誰でも簡単に設定することができます。検査を行う製品のサンプルをガイダンスに従って流すだけで、最適な設定が完了しすぐ使えるようになる金属検出機です。
ねじやボルトなどの異物が混入している製品を見つける金属検出機。
導入しやすいエントリーモデルから、高感度モデル、ボトルなどの縦長の製品を検査するタイプ、アルミ包材に特化した専用モデル、HACCP運用をサポート機能付きモデルなど豊富なラインナップを取り扱っております。
スーパーメポリIIISシリーズ
M5シリーズ
M5シリーズ
Mシリーズ
製品をエックス線撮影(X線撮影)して、製品の中を透かして見るX線検査機。
高感度モデルから、最新のデュアルエナジーX線モデル、大きい製品を検査する大型モデルなど豊富なラインナップを取り揃えております。
X線検査機は金属検出機などと違って、X線を発生させるX線発生源と製品を透過させて、受光するX線センサーを定期的に交換しなければなりません。
新しく登場したXR75シリーズでは、X線発生源とX線センサーの使用効率化を行うことによって、消耗品交換の回数を大幅に削減。ランニングコストを大幅に下げることができるX線検査機です。
金属やプラスチック、硬い骨などの異物が混入している製品を見つけるX線検査機。
ランニングコストが抑えられる長寿命X線検査機から、残骨を見つけるデュアルエナジーモデル、大型製品用のモデルなど、豊富なラインナップを 取り揃えております。
XR75シリーズ
hシリーズ