研究・開発用途に適した高性能・多機能なハイエンドモデルから、フィールド用途に適したハンドヘルドタイプのものまで 幅広いラインナップがあります。
様々なニーズや御予算に応じたアナライザを選択できます。
シグナルアナライザでは、広帯域信号を取り込み、FFT技術を用いて時間軸・周波数軸などの多面解析が可能です。 また卓越した位相雑音性能の実現および各種オプションを搭載することにより、送信特性試験はもちろん受信特性試験もサポートします。 さらに外部ミキサとの併用によって、ミリ波帯通信装置の測定までサポートします。また、解析帯域幅が最大1 GHz、周波数範囲が9 kHz~32 GHzまたは44.5 GHzのスペクトラムアナライザ/シグナルアナライザは、5Gや衛星通信などのマイクロ波/ミリ波帯の広帯域通信システムの分野で、開発や製造コストの低減に貢献します。
アンリツ: MS2850A / MS2840A / MS2830A / MS2690A
フィールドマスタ プロ MS2090Aは ハンドヘルドのスペクトラムアナライザでは最高レベルのRF性能を提供しています。周波数範囲9kHz~54GHzを途切れなくカバーし、小型ハンドヘルド計測器では不可能だった広帯域100MHzの変調解析機能と110MHz帯域幅のリアルタイムスペクトラムアナライザの搭載を実現しています。今日のワイヤレステクノロジー(5G、LTE、ワイヤレスバックホール、航空宇宙/防衛、衛星システム、レーダーなど)のテスト課題に対応、将来にわたり様々なアプリケーションを提供します。
アンリツ: MS2090A
フィールドマスタMS2070A/MS2080Aは、過酷なフィールド環境にも耐えうる、信頼性の高いスペクトラムアナライザです。重さ4 kg未満の小型筐体で可搬性に優れ、高性能、高機能を実現しました。
MS2070Aは3 GHzまでの優れた性能と多くの機能を装備しており、様々な汎用RF測定、フィールドRF測定に適しています。
またMS2080Aは、フィールドで干渉信号を調査する際、多様な機能で干渉信号源を解析し位置を推定します。45 GHz/sの高速掃引とAM/FM復調、地図機能などにより、干渉信号の位置を素早く推定します。オプションのリアルタイムスペクトラムアナライザでは、バースト信号やTDD信号などの短い時間出力される信号も捉えます。また、サイトマスタ(S331P)を接続してケーブル アンテナ測定を実施できます。
LTE、5G基地局測定オプションは、モバイル通信の機器設置・調整に必要不可欠な測定を実施して、通信事業者/請負業者のフィールド業務をサポートします。
アンリツ: MS2070A / MS2080A
スペクトラムマスタは、軽量・堅牢、バッテリによる稼働、タッチパネルを採用したGUIにより、フィールド測定を強力にサポートします。 さらに各種解析オプションを搭載することで、あらゆるニーズへの対応が可能です。
中でもMS2720Tシリーズでは、最大20GHzまでの極めて低いレベルの信号測定を実現します。さらにトラッキングジェネレータを搭載することによって、受信試験への対応も可能となります。
アンリツ: MS2720Tシリーズ
ワイヤレスコミュニケーションが急激に広がり、強靭で干渉の無いネットワークが求められてきています。一方で、様々な干渉波や違法無線などにより、通信への障害がしばしば発生しています。
リモートスペクトラムモニタは 問題の信号の特定をして 電波の効率的かつ効果的な利用を果たすことを目的としています。
新たに加わったMS2720xAでは 広域のRFスペクトラムを長期間監視する用途向けに設計され、LMR、セルラー、衛星通信、防衛用電子機器などで利用されている周波数帯をカバーします。
アンリツ:MS2720xA / MS27101A / MS27102A / MS27103A
ウルトラコンパクトスペクトラムアナライザは、9kHzまたは6GHzからミリ波帯域の170GHzまでの超広帯域を 1つのRF入力コネクタでカバー、測定周波数が変わるたびにミキサーを交換しなければならなかった煩雑さからも解放されます。手のひらサイズのコンパクトで軽量の特徴は、ケーブルロスを気にすることなく直接被測定物に接続できることを可能にしています。WindowsベースのPCやタブレットのUSBに接続して電源供給と制御を行いますので、研究開発、製造、そしてフィールドでも使用できる自由度の高い製品です。
アンリツ: MS2760Aシリーズ