Junkosha同軸ケーブル

Junkosha Coaxial Cable



JunkoshaMWXシリーズは、位相安定性に優れ、曲げ損失や挿入損失を抑えた同軸ケーブルです。
高いシールド性により信号の漏洩や干渉の抑制、狭い機器内での高密度配線の実現も可能とし、最大145GHzまでの広い周波数帯域に対応します。
お客様のご要求に応じた多様なアセンブリを施し、マイクロ波/ミリ波における信頼性の高い製品を短納期で提供します。

0シリーズ


曲げ及び温度変化による位相安定性に優れるため、ベクトルネットワークアナライザ接続用として、精密な測定に最適なケーブルアセンブリです。
(連続使用温度範囲:-30~+85℃)
最大使用周波数(26.5 GHz、50 GHz、67 GHz、70 GHz、110 GHz、120 GHz、145 GHz)の7種類のケーブルタイプをご用意しています。
MWX021(~26.5GHz)のコネクタには、容易な接続と高い信頼性を両立した新タイプの3.5 mmコネクタ【マルチロックタイプ】が選定できます。
145GHz対応の0.8mmコネクタまたは130GHz対応の1.0mmコネクタを備えるMWX004では、中心ピンを保護するための【セーフティロック機能】を採用しています。


1シリーズ


マイクロ波測定環境における幅広い使用温度範囲(-65~+125℃)に対応する耐熱タイプ、ロボットケーブルの開発で培ったケーブリング構造を応用し、機械的寿命を飛躍的に向上させた耐久タイプ(連続使用温度範囲:-35~+85℃)をラインナップしています。


2シリーズ


マイクロ波・ミリ波測定環境を考慮して開発された、曲げに対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。
フレキシブル性があり反発力が小さいため、被測定物に負荷をかける心配がありません。


3シリーズ


温度変化に対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。
(連続使用温度範囲 -65~+125℃。ただし、MWX315は-30~+85℃)


4、5シリーズ


100GHzまでのマイクロウェーブ帯で使用する機器内・機器間の固定配線に適した同軸ケーブルアセンブリです(連続使用温度範囲:-30~+85℃)。
フォーミング性(形状維持性)に優れ、配線作業を容易にするだけでなく、セミリジッドケーブルより優れたロス特性を実現しました。
コネクタはSMA(m)ストレートを標準としますが、ご要求に応じ、その他のコネクタ対応も可能です。


6シリーズ


デジタル伝送測定評価用にケーブル2本間のスキューを1psec以下に揃えた高精度スキューマッチケーブルアセンブリです(連続使用温度範囲:-30~85℃)。
ケーブルの挿入損失が小さく、高精度な差動伝送信号の評価および測定に最適です。
最大使用周波数(26.5GHz,40GHz,50GHz,67GHz)の4種類のケーブルタイプを用意しております。


8シリーズ


温度変化に対する優れた位相安定性に加え、曲げに対する位相変動(50GHzで+/- 4.5°以内)および挿入損失変動(50 GHzで+/- 0.08 dB以内)が極めて小さく優れた安定性を示します。 ケーブルは柔軟性があり、半径2.25インチのマンドレルに180°巻きつけた場合でも、ほとんどスプリングバックせずに高い計測特性を維持します。繰り返し曲げに対する耐久性試験では50,000 サイクルの左右屈曲試験後も特性の変化はほとんどありません。
ベクトルネットワークアナライザへの信頼性の高い接続を確保するために、耐久性に優れたNMDコネクタ(最大使用周波数50GHz)をアセンブリしています。